06スタジオ用語の最近のブログ記事
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「やらわ行」の専門用語等の解説です。
[や]
◇軟らかい
1.用語・やわらかい光のこと。
2.用語・軟調の写真。
[ゆ]
◇融合
「ゆうごう」・用語・被写体の輪郭と背景の判別がしにくい画像。またはそのように撮影する技法。「キリヌキ」にくい写真。
[よ]
◇より
用語・半身、アップの撮影、またはその写真。
◇よる
用語・「寄せる」こと、「近づける」こと。「引く」の反対。
[ら]
◇ラチチュード
用語・フィルムの寛容度。フィルムが記録できる露出明暗の範囲。
◇ラッテンフィルター
品名・イーストマンコダック社製のレンズフィルターでゼラチン製のシートフィルター。フィルターホルダーを使ってカメラレンズ前に装着する。
◇ランプゲージ
品名・フォトランプ、アイランプを使用する際に使う保護用のカバーのついたソケット。
[り]
◇リバーサルフィルム
品名・ポジフィルムのことで「リバーサル」と略す。
◇両ダボ
品名・ダボの種類で両側に通常の17mmのオスダボになっているもの。メスダボの機材どおしを連結して使用する時に使う。
[る]
◇ルーペ
品名・拡大鏡のこと。ビューアーでポジフィルムをチェックするときの必需品。ビューカメラのピントを見るときにも使用する。
[れ]
◇レイアウト
用語・文字や写真を配列する作業のこと。
◇レフ板
品名・松濤スタジオでは、おもに屋外撮影に使う手持ちの反射板のこと。折りたたみ式の円形のものや手頃な大きさの発砲ボードがある。アルミ拍をはったものは「銀レフ」という。
◇れんが
用品・ケント紙で包んだれんが。電話帳と同じように使う。
[ろ]
◇ローキー
用語・暗いトーンで、暗部を重点に画像が構成されているもの。
◇ロースタンド
品名・ライトスタンドの種類で、松濤スタジオではいちばん低いスタンド。RDS社製の1K補助スタンドのこと。
◇ロケ
略語・ロケーション「撮影する場所」。通常はスタジオ撮影と区別して「外ロケ」といい、屋外撮影を指す。
◇ロケアシ
用語・ロケーションアシスタントのこと。松濤スタジオでは他社のスタジオアシスタントがカメラマンの要請で撮影助手として当社に来たときや、または当社のスタッフが他社にいったときに呼ばれる名称。フリーのロケアシさんはそれを職業にしている人を指す。
◇ロケハン
略語・ロケーションハンティングのこと。撮影場所に行き、下見をして、ポラなどでテスト撮影したりすること。屋外撮影時、まず現場についたら、カメラマンと担当者、またはAD担当者がロケハンに行き、その間にモデルさんはメーク、スタイリングをする、という段取りになる。
◇ロケバス
職種・ロケーション用移動バス。ハイエースからアメ車のキャンピングカーまで車種はさまざま。また、ロケバスさんとは、ロケバスのドライバーさんのこと。
◇露出計
品名・フィルム感度、シャッタースピード、絞り値で表す光の計測装置。被写体からの反射光を測定する反射光式と被写体に当たる光をその場にいって計測する入射光式がある。◇ロング
1.品名・望遠レンズのこと。
2.用語・離れることで「もっとロングに撮る」等という。
3.俗語・スタジオの撮影予定で長時間のもの。
[わ]
◇WS
「ワットセカンド」・記号・レンタルスタジオなどで使われる大型ストロボの出力単位。ちなみに約50WSはGN32、150WSはGN56、1200WSはGN160ほどになる。
◇ワーカービー
商標・小型の送風機で手持ちでも使用できる。
◇わらう
1.俗語・その場から取り除く、または排除する、外す。
2.俗語・かたづける。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「ま行」の専門用語等の解説です。
[ま]
◇マウント
用語・現像後のフィルムを1コマごとに梱包する枠。紙、プラスチック、ガラス付きなどがある。
◇マガジン
品名・カメラのパーツでロールフィルムや35mmのパトローネを装填し、カメラに装着する遮光ケース。「カートリッジ」「カセット」「ホルダー」ともいう。
◇マスク
用語・商品キリヌキ撮影時にキリヌキやすくするために商品のまわりに置く黒ケント紙を帯状に切ったもの。簡単に輪郭をなぞるように配置する。不要な背景を撮影時に黒くつぶし背景の反射光を抑える目的と商品の輪郭を明確にする。
◇マスキング
1.用語・撮影や現像プリント時に画面を覆い隠すこと。黒い覆いを作って、画面の一部を隠したり、多重露光時に使う技法。
2.用語・専用のテープで塗装時に塗装しない部分を覆い隠すこと。
◇マゼンタ
用語・赤紫色で記号はM、補色のひとつ。G緑を補正するときに使う。
[み]
◇ミニスタンド
品名・ライトスタンドの一種。RDS社製で、黒く小型のもの。以前は緑色だったので古くは「グリーンあし」といった。
[む]
◇ムービー
用語・映画やCF撮影のことで、「スチール」写真との区別に使う。
[め]
◇メイキャップ
用語・化粧をすることで「メイク」と略す。
◇メーター
品名・露出計、ストロボメーターのこと。
[も]
◇モデリング
略語・ストロボヘッドの「モデリングライト」のこと。ストロボ光は閃光、瞬間の光のため、ライティングの具合を確認するためにストロボヘッドのチューブ発光部と同じ位置にハロゲンライトを装備し、点灯させて使用する。ストロボの出力と比例してモデリングライトの明るさも変化する機能もある。通常は明るいほうが好まれ、撮影時もピントを合わせるために点灯している。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「は行」の専門用語等の解説です。
[は]
◇パースペクティブ
用語・遠近感のこと。平面画像に立体感や奥行きを感じさせること。
◇バストアップ
用語・人物撮影で胸部から上が画面にはいるように構図する撮影。「バストショット」ともいう。
◇ハーフトーン
用語・中間調のこと。モノクロ画像の「グレートーン」で階調のある写真。
◇パーマセル
商標・スタジオ用紙テープの商標。のりが残りにくい。
◇ハイキー
用語・高い調子という意味。明るい画面の写真のこと。
◇ハイエストライト
用語・画面のなかの最も明るい部分。最光輝部。ハイエストライトの冴えた描写のものを「ハイライトがたつ」という。
◇ハイコントラスト
用語・明暗が強く中間調がないこと。
◇バイチューブ
品名・「ツインフラッシュヘッド」のこと。ストロボヘッドの1灯体に2つ発光チューブを備え、2灯分の出力が出せるようにしたもの。「Bi」と略すこともある。
◇バイテン
略語・「8×10」サイズの略。六切り。20.3cm×25.4cm
◇バイテンポラ
商標・「ポラロイド8×10インスタントフィルム」の略。おもにディアドルフ8×10カメラと8×10プロセッサーシステムで撮影し、その場で六切りのインスタントプリントができる。
◇ハイライト
用語・強い光のこと。または光の当たっている部分。
◇ハイライトをつなぐ
用語・強い光の線を一本にすること。光の写り込みをつなげる。商品撮影の技法。
◇ハイライトをなじませる
用語・強い光のムラをなくすこと。
◇ハウススタジオ
用語・ハウススタジオといえば部屋のシチュエーションの撮影に使うスタジオ。いろんなインテリアが演出されている。撮影用のため天井が高い。他に一般の家屋をスタジオと称し使うこともある。
◇バウンズ
略語・「バウンスドライト」のこと。光を直接ではなく、反射させて拡散させること。またはそのライティング。
◇バウンズボード
品名・光を反射させるために使う板。「パネル」「ボード」ともいう。
◇バウンズ板
品名・表裏、白面・黒面の発砲スチロール製の2枚の板を両開きのちょうつがいでつなげた屏風状のものをいう。「レフ板」とは区別する。
◇箱馬
「はこうま」・品名・サイコロの一種。15×30×45cmの木箱。おもにカメラマンが少し上からカメラを構えるときにのる箱。映画用語では「セッシュウ」「はこ」という。
◇箱バン
「はこばん」・略語・バウンズ板二組で「コ」の字に組み合わせ、その中にライトを入れてつくるライティング。通常は上はバウンズボードでふたをして、一面はトレペを垂らして面光源にして使用する。
◇箱バン台車
品名・板にキャスターをつけた台車。この上に箱バンを組み立てると移動可能となる。
◇バック紙
バックペーパー・品名・背景紙のこと。
◇バックとばし
用語・「背景光」のこと。背景をライティングすること。おもにスーペや白ホリゾントを白くとばすことからこういう。
◇バックおとし
用語・バックとばしの露出をアンダー「おとす」にしたもの。白ホリゾントをグレーにしたり、色スーペを露出をおとして、発色をコントロールする技法。
◇バックライト
用語・被写体の後方からあてるライトのこと。「シルエットライト」「ラインライト」など輪郭を強調するライテイング。
◇発電器
品名・ガソリンエンジンで発電する。これを「ジェネレーター」ということもある。電源のないところでライトを使用するとき使う。大きな出力、映画撮影などでは「電源車」を使う。
◇ばみる
略語・「場をみる」の略。被写体の位置を示すマーキングのこと。人物撮影では「立ち位置」のこと。
◇バラす
略語・壊すこと。バラバラにすること。おもにライティングを解体するときにいう。
◇パララックス
用語・視野のこと。
◇パララックス補正
用語・一眼レフ・ビューカメラ以外のファインダーの視野を補正して実写画角に近づける機能のこと。
◇バリエーション
用語・変化のこと。
◇ハレ
略語・ハレーションの略。ハレーションとは本来は強い光によるフィルムの過度感光現象をいうが、ここではライティングから漏れた不必要な光のこと。
◇ハレギリ
用語・ハレーションをきるためのもの全般をいう。フラッグ、カポック、バウンズ板、黒ケン、シェードなど。
◇ハロゲンランプ
品名・照明電球の種類で、おもにタングステンのスポットライトに使われている。
◇ハンガー
1.略語・Gハンガーのこと。ライト機材を吊り下げる「G」字のフック。
2.品名・そのまんま、洋服掛けのこと。
半身
「はんしん」・俗語・人物撮影で全身の上半分が画角にはいるよう構図する撮影。
◇バウンサー
品名・ストロボパーツで四角いテント状のもの。キミーラバンクライトのこと。
◇反転
用語・画像の明暗を逆転させること。
◇バーンドア
品名・「パンドア」ともいう。ライト機材につける光をカットする羽根状の板。
[ひ]
◇Bタイプ
用語・タングステン用のフィルムで、Aタイプは色温度3400゜K、Bタイプは色温度3200゜Kにあわせて作られている。
◇P
記号・「ファトグラファー」カメラマンのこと。
光の三原色・用語・赤R・緑G・青Bの三色。三色を混ぜると白色になることを加色混合という。
◇ひき
1.用語・スタジオの奥行きのこと。
2.用語・人物からカメラを遠ざけて「ひいて」、全身が画面にはいるように構図して撮影すること。「ひきの写真」という。
◇ひとしぼ
略語・「1絞り分」の略。ストロボの調光時にいう。1絞りはストロボの出力を2倍にすると「ひとしぼあげ」となり、逆に1/2にすると「ひとしぼさげ」となる。1段と同じ。
◇引く
「ひく」
1.用語・後ろへ下がること。または遠ざけること。離すこと。
2.俗語・ポラを撮ること。「ポラを引く」という。撮影後、ピールアパート式ポラは引き出すことからいう。
◇VTR
用語・VTR撮影のこと。スチール撮影との区別。
◇ビューアー
品名・通常ポジフィルムを透過光で見る用品。「ライトボックス」ともいう。
◇ビューカメラ
品名・ピントグラスで被写体を見てから写すカメラ。レンズ、蛇腹、ピントグラスで構成されたカメラ。4×5や8×10のサイズがあり、「あおり」ができる。
◇平台
「ひらだい」・品名・床に敷く木製の台で、建て込みセットのとき、パネルを建てるとき、ホリゾントに直接打ちつけられないので使うもの。上げ床。
◇ピラミッド
略語・カサトレの一種。カサの芯先からカサのまわりに貼った円錐形のトレペから「ピラミッド」と呼ぶ。平面のカサトレより面光源が広く、立体のためより拡散効率がよく、みためもきれいでキャッチライトに使われる。ベッピンライトの基本ライト。
◇比率
用語・天地左右の比率のことで、原稿とカメラのファインダーの比率を取って縮小率を出す場合に「比率をとる」と言う。
◇ピンホール
用語・小さな穴のこと。
◇ピンホールカメラ
品名・レンズの代わりに小さな穴を通った光の結像を利用するカメラ。カメラの原型「カメラオブスキュラ」
[ふ]
◇ファクター
略語・エクスポージャーファクター「露出係数」のこと。フィルターや中間リングなどで生じる露出減少値。またはその補正値。フィルターは「フィルター係数」、接写は「露出倍数」という。
◇ファイバー
品名・非常に細いガラスの柱を束ねたもの。光を通過させて画像を結像させるしくみ。光ファイバー。
◇ファティフ
「FATIF」・商標・イタリア、ファティフ社製の大型バンクライト。2m×1.3mのものが松濤スタジオには1スタジオに4基設置されている。ひとつのバンクライトにはストロボ用の発光チューブが4発、3000WS×4の場合、12000WSの出力を使用できる。ハロゲンライト500W×6灯も入っているので、3KWのスカイライトとしても使用できる。バンクライトは電動で4本のワイヤーで吊られており、上下左右回転が操作可能。
◇フィルター
品名・カメラのレンズ前やライトの照射部前につけて、カラーバランスや光量、偏光や特殊変化の目的に使う光を透過させるゼラチン、ガラス、プラスチック、などの素材のもの。◇フィルムマガジン
品名・カメラのフィルム収納部で「マガジン」という。
◇フォーバースタンド
品名・カメラ用のスタンドで大型のカメラで上下・左右の移動が容易にできるように大きな支柱にキャスターのついたもの。松濤スタジオにはなく、レンタルも大きく重くて出来ない。
◇フォトラマ
商標・フジフィルム社製のインスタントフィルム。
◇フォトランプ
品名・写真用電球「アイランプ」のこと。
◇俯瞰
「ふかん」・用語・カメラを上方から被写体を見下ろして撮影すること。カメラの位置が斜め上方からを「斜俯瞰」「しゃふかん」といい、真上からを「真俯瞰」「まふかん」という。
◇ブーム
品名・マンフロット社製スーパーブームのこと。
◇フレア
用語・カメラのレンズやボディー内面で反射した光がフィルム面に達して画面にかぶりをあたえる影響をいう。
◇フード
品名・カメラのレンズの前側につけるもので、フレアやハレーションの原因となる光やゴミ、ほこり、雨滴を防ぐための部品。
◇フラッグ
品名・ハレギリに使用する黒く四角い布を張ったもの。大、中、小の3種類ある。通常、センチュリーアームに固定して使う。
◇フラッシュメーター
品名・瞬間光を測定するメーターで「ストロボメーター」と言う。
◇フラット
用語・コントラストが低いこと。または光の場合、均一な光のこと。
◇プリモ
商標・RDS社製タングステンライトの商標。
◇ふる
用語・上下左右に動かすこと。ライトなどの方向をかえること「ふる」という。
◇ぶれ
用語・画面が揺れて画像が不鮮明な状態。カメラを手で持っての撮影では「手ぶれ」
◇ぶらす
用語・故意にカメラを揺らす、または被写体を動かして、画像にぶれを生じさせる撮影技法。
◇フレンネルスポット
品名・ストロボパーツで、タングステンスポットライトのように大きなレンズと凹面鏡で集散光を調節する。灯体の中にヘッドをセットして前後に動かして光をフォーカスする。◇プロフォト
商標・スウェーデン・プロフォト社製ストロボの商標。
◇プロポーション
用語・均整、またはつりあうこと。
[へ]
◇ヘアメイク
職種・モデルの髪型ゃ化粧をセットする人。「HM」と記す。
◇平面
略語・「平面カサトレ」のこと。
◇べっちん
品名・ビードロなどの布地で光の吸収率のよい黒布。
◇ベルベッド
品名・「べっちん」よりさらに毛あしの長い黒布。
◇ヘッド
品名・松濤スタジオではプロフォト社製のストロボ灯体のこと。発光部はチューブとモデリングライトをパイレックスカバーが被い、サーモスタットでファンを回し、冷却する。リフレクターは着脱前後し、放射角度を調節できる。
◇ベニア板
品名・建築資材、薄い木材合板。重いものをホリゾントの上で移動するときに下に敷く。
[ほ]
◇ボード
略語・バウンズ板のこと。
◇ポールキャット
品名・スタンドの一種で、アルミパイプを伸縮自在にし、固定できるようにしたもの。
◇ポジフィルム
品名・映像の明暗が反転していないフィルム。スライド用フィルムやリバーサルフィルムのこと。ネガフィルムの反対語。
◇ポラ
略語・「ポラロイド社製インスタントフィルム」のこと。スタジオでは他社のインスタントフィルムも含め全般を指す。
◇ポラホルダー
品名・ポラロイドやインスタントフィルム用のフィルムホルダー。カメラやフィルムの種類でホルダーも異なる。
◇ホルダー
品名・シート・カット・パックまたはポラ用のフィルムホルダーの総称。
◇ホリ
略語・白ホリゾントのこと。
◇ホリゾント
用語・本来は水平線の意味。撮影スタジオでは、背景用につくられた床面から背景壁面までを曲面でつないだ、境目のない白い壁のこと。専用の水性塗料で毎度、使用後汚れたら、スタジオスタッフがローラーで塗る。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「な行」の専門用語等の解説です。
[な]
◇なか
用語・「内側」または「イン」のこと。
◇なめる
用語・なぞるようにすること。または被写体に対してほとんど水平に光をあてること。
[に]
◇逃がす
用語・「外すこと」「取り去ること」「ハイライトを逃がす」などという。
[ぬ]
◇ぬけ
1.用語・フィルムの現像処理の結果で残留未処理の有無。
2.用語・撮影背景の状態。白ホリゾントや青空などの善し悪しをいうときに使う。
[ね]
◇ネガティブ
1.用語・陰画、または明暗が逆になったフィルムを「ネガ」という。
2.用語・元の状態、否定的、または消極的なこと。
[の]
◇ノッチコード
用語・シートフィルムの切り込み部分で、暗室でもフィルムの種類がわかるようにした印のためについている。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「た行」の専門用語等の解説です。
[た]
◇タップ
略語・テーブルタップ、家庭用電源延長コードのこと。
◇ダボ
品名・スタンドとライト灯体の取り付け部。凸凹をオス・メスと呼ぶ。通常は穴径17mmのジョイント部品。
◇立ち位置
用語・人物撮影でモデルが立つ位置のこと。床にテープを貼って示す。半身・バストアップ・足切りなど足元が写らない場合は足元に「T」字型で、全身撮影で足元まで写るときには、画面外のモデルの立つ位置の左右と正面の3点から矢印型で示す。
◇タングステン
用語・本来は金属元素の一種で、写真用語では低色温度の光源、またはフィルムのこと。現在ではハロゲン元素を注入したハロゲンランプが主流で点灯するとタングステンと化合し、消灯すると蒸発したタングステンをフィラメントに戻す循環作用を利用している。
◇タングステンタイプ
用語・タングステン光源用にバランスを合わせたフィルム。
[ち]
◇チューブ
品名・ストロボの発光部、放電管のこと。チューブの中には、電極とクセノンガスが充填され、高電流によって放電した閃光がストロボ光源である。
◇調光
用語・光の量を調節すること。おもにストロボの出力調節をいう。必要とする光量をストロボの出力を調節して合わせる。
◇調光器
「ちょうこうき」・品名・「電圧調光器」「スライダックス」のこと。
◇ちょうちん
略語・ストロボヘッドのリフレクターに直接、わざとしわにしたトレペを提灯のように丸く膨らませて取り付けたもの。光源の表面積を大きく、光を透過、拡散させるライティング。
◇直
「ちょく」・略語・ライト機材をそのままの状態で直接、ライティングに使うこと。「直であてる」という。
◇直トレ
「ちょくとれ」・略語・ストロボヘッドのリフレクターに直接、トレペを太鼓の革のように平らにはったもの。「ちょうちん」はこれを半球状にした発展型。発光部にトレペが近いので発火に注意が必要。
[つ]
◇つる
「吊る」・用語・ライトや背景紙をぶら下げること。
[て]
◇ディレクター
職種・制作責任者のこと。
◇D型
品名・電源コネクターの型。松濤スタジオには1スタジオ4ヶ所有り、各100V,100A,10KWを使用できる。
◇テーブルタップ
品名・家庭用100V電源の延長コード。「タップ」と略す。
◇てかり
用語・ものに光が反射している状態。「テカテカ」している様子。
◇デコラ板
品名・建築資材、メラミン化粧板のこと。大きさは3×6、4×8がある。色や表面の質感など種類は多い。人物がのったり、商品撮影のテーブル「撮影台」になる。
◇ディテール
用語・詳細、細部のこと。写真ではハイライトやシャドー部の細かい調子の再現度をいう。◇ディフューザー
品名・ライトにつけて光を透過、拡散させるために使うもの。紗やビニール製の幕の部分。◇ディフューズ
用語・拡散すること。
◇手持ち
「てもち」
1.用語・ライトをスタンドに固定設置せず、人が手で持ち、被写体に当てる技法。カメラマンと共に動きながらモデルの動きにあわせたり、ライトを動かすことで変化をねらったライティング。ライトを持つ人はたいへんだけど、カメラマンの狙いを理解した照らし方ができれば一人前。
2.用語・カメラを三脚に固定しないで、カメラマンがカメラを持って撮影すること。
◇天
「てん」・用語・天地左右の天、つまり上方を表す。
◇天トレ
略語・被写体の上方からトレペでディフューズするライティング。
◇出た目
「でため」・略語・露出計で計測し、出た数値。
◇電話帳
品名・背景紙を垂らして簡易的に固定することに使用する重石に使う電話帳をケント紙で包み、テープで補強したもの。箱馬より低く、台として高さ調節のために使用することもある。
[と]
◇撮り目
「とりめ」・略語・出た目に対して、実際に撮影するときに設定するカメラの絞り値のこと。
◇灯体
用語・発光部を有するライト機材。
◇トーン
用語・写真や絵の調子のこと。
◇透過かさ
品名・ストロボパーツで半透明のかさ。「トランスペアレント」「パールアンブレラ」
◇透過光線
用語・物体を透過した光線のこと。
◇同調
用語・調子を同じにすること。カメラのシャッターとストロボ発光のタイミングを合わせる場合「シンクロ」、ストロボ数台を合わせることを「スレーブ」という。
◇透明ポジ
用語・ポジフィルム、またはリバーサルフィルムのこと。透過写真原稿。
◇トップ
略語・「トップライト」のこと。
◇トップライト
用語・上方からのライティング。人物では「ヘアライト」ともいう。真トップとは人物の真上からやや後方、顔には光が当たらない位置、逆トップは真上より後から当てるライトをいう。
◇とばす
1.略語・上から吊っているライトや背景紙を上に上げるときに「ライトをとばす」「スーペとばして」という。
2.略語・ストロボを発光させること。おもにメーターをノンコードで露出を計測するときにいう。「とばして」と指示する。ストロボのテストボタンを押してストロボを発光させます。
◇とぶ
用語・画面のハイライト部分のディテールが白く、調子がない状態。より過度の場合は「すっとぶ」という。
◇ドラムコード
品名・巻き取り付きコードで「ドラム」と言う。
◇トランスペアレント
品名・ストロボパーツで透明カサのこと。
◇トリミングコーナー
品名・写真等のトリミングに使う用具で、トリミングマスクまたはトリミングスケールともいう。
◇トレース
用語・画像をなぞって描き写すこと。
◇トレペ
略語・「トレーシングペーパー」のこと。本来は敷写用薄紙で製図用品。写真撮影スタジオの定番アイテム。2.5m・1.8m・1.1m・0.9mの4種類の巾のトレペを使い分ける。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「さ行」の専門用語等の解説です。
[さ]
◇サイコロ
品名・木製の箱形で一辺が60cm・45cm・30cmの立方体と30×15×45の「ハコウマ」、30×30×60の「ダブル」の5種類がある。
◇サイドトレペ
用語・大きなトレペの面でディフューズしたサイド「横」からのライティング。
◇サイド紗幕
用語・上記のトレペの代わりに紗幕を使ったもの。
◇サイドに回る
用語・横方向へ移動することで「ライトをサイドに回して」等という。
◇サベージ
商標・背景紙の商標名で背景紙を指して言う場合がある。
◇サラ
俗語・新品のこと。
◇三原色
用語・色の三原色は赤・黄・青。光の三原色は赤・緑・青「RGB」
◇サンゴー
略語・35mmサイズのフィルム、またはカメラのこと。
◇三面アール
「さんめんあーる」・用語・ホリゾントの構造名で床面・正面・側面の三面を曲面でつないだ、つなぎ目のない白壁の背景。
[し]
◇シアン
用語・青緑色、記号はC。補色のひとつで赤Rを補正する。
◇CR
記号・クリエイティブルームの略で広告制作室のこと。
◇CCフィルター
品名・色補正フィルターのこと。
◇C型
品名・電源コネクターの型。C30は30A用、C60は60A用。
◇シートフィルム
品名・カットフィルムのこと。
◇シートホルダー
品名・カットホルダーのこと。
◇Gハンガー
品名・G字型のフック金具。照明機材を吊したり、掛けたり、固定するときに使う。数種の大きさがある。
◇シェード
1.品名・スポットライトの照射部についている黒い板状のもの。照射する光を切る。「パンドア」とも言う。
2.用語・光を遮ること。ハレギリにも言うことがある。
◇色調
用語・色の調子、または色のバランス。
◇シズル
用語・液体のしずくの垂れる様子。コップの表面のしずくなど。
◇実効感度
「じっこうかんど」・用語・実際に撮影効用のあるフィルム感度のこと。使用時条件や品質管理の優劣でフィルムに表示されている感度と実効感度は必ずしも一致しない。つまりISO感度100のフィルムも実際撮影してみると100ではない場合があること。
◇シノゴ
用語・4×5インチサイズのこと。102mm×127mm
◇絞り
用語・レンズや照明機材にある光量を調節する羽根状の装置。
下手
「しもて」・用語・舞台やスタジオではホリゾントまたは背景紙に向かって左側の方向。◇紗幕
「しゃまく」・品名・光を透過する白い紗の幕。紗幕にライトを透過させると光は拡散して、光質が柔らかくなる。頭上に広げてはれば「天紗幕」、カメラマンの背後に広げて垂らせば「背面紗幕」と言い、サイドに垂らせば「サイド紗幕」など大きな面光源をつくることができる。大きさは6m×8m
◇写角
用語・カメラに写る角度、画角のこと。
◇写真電球
用語・フォトランプまたはアイランプのこと。
◇ジャック
用語・ライト機材の電源差し込み部のことで、メーカーや型式によってジャックが異なる。RDS社製 100V・100A・10KWスポットなどはD型、100V・50A・5KWスポットなどはC60型、またはA型、100V・30A・2KWスポットや1KWスクープライトなどはC30型になる。
◇シャドー
用語・影のこと。または暗部。
◇シルエット
用語・背景が明るく、人物が影絵のように輪郭の中が影になり、黒くつぶれている画像。◇白をおこす
用語・白をハッキリさせること。
◇白傘
「しろかさ」・品名・ストロボ用アンブレラで通常使うもの、普通はそのまま「かさ」という。
◇白ケン
略語・「白ケント紙」のこと。
◇白テ
「しろて」・略語・パーマセル社製のライトベージュ色の紙粘着テープ。「白テープ」の略。真っ白な「純白」とは区別する。貼ったあとに粘着のりが残りにくく、スタジオワークで一番使うテープ。テープを切って貼る手際でスタジオアシスタントの技量がすぐわかる。
◇純白
略語・上記のパーマセルの純白色のもの。
◇白抜き
用語・被写体の背景を白く明るくライティングすること。「キリヌキ」用撮影。
◇白ホリ
記号・白ホリゾントのこと。または、白ホリゾントを使用する撮影の指示表記号。
◇白ナシ
記号・白ホリゾントは使わない撮影の指示表記号。
◇シンクロ
用語・同調のことで「シンクロナイズ」の略。カメラのシャッターとストロボを同調させること。
◇シンクロコード
品名・カメラとストロボのゼネレーターを接続し、シャッターとストロボを同調させる◇コード。
◇シンクロ接点
用語・カメラのシャッター内にあり、シャッターが開くとき、機械的にその接点に電流が流れ、ストロボやフラッシュを発光させる部分、またはカメラにシンクロコードを取り付ける部分「シンクロターミナル」
◇シンメトリー
用語・画面の中心に左右または上下が相似形のこと。
[す]
◇スイファン
商標・業務用の大型扇風機。
◇スーパーブーム
品名・マンフロット社製のライトスタンドでスタンド部とアーム「ブーム」部で構成されたもの。主にストロボライトで人物の頭上からライティングするときに使用する。ライトの高さや角度、向きを容易に調節操作できる。スタジオではよく使うアイテム。
◇スーペ
略語・「スーペリア」のこと。
◇スーペリア
商標・スーペリア社製の背景紙の商標。松濤スタジオに常設している。背景紙のことを「バックペーパー」ともいう。他社にはサベージ、セットペーパーなどの商標がある。
◇ズーム
略語・ものを前後に動かす。または「ズームレンズ」の略。
◇ズームスポットライト
品名・ストロボパーツで、レンズと絞り羽根でストロボ光をズームとピント、光量を調節できる。舞台照明のピンスポットのようなもの。
◇スカイパンライト
品名・タングステン機材で大きなリフレクターのスクープライト。電球は1KWと2KWがある。◇スクープライト
品名・上記のリフレクターの小型のもの。使用する電球は上記と共用。
◇スカイライト
1.品名・タングステン機材でスタジオ上方に設置されているもの。松濤スタジオではこれをファティフバンクライトシステム3KW、4基で対応。
2.略語・スカイライトフィルターの略。アマチュアの方がレンズの保護用としてUVとともに使うことが多いもの。スタジオ撮影ではこれらの保護用フィルターは使わないのが一般的。
◇スケジュール表
品名・スタジオの予約受付表のこと。
◇スタイリスト
職種・衣装や小道具等を担当する。「Sty」と記す。
◇スタジオさん
略語・スタジオアシスタントのこと。「スタジオマン」ともいう。
◇スタンド
略語・ライティング用のスタンドのこと。「あし」ともいう。
◇スチール
1.用語・写真撮影のこと。
2.記号・松濤スタジオでは通常使用のため記入はしないが、スタジオの使用目的と料金を区別して「ムービー」「VTR」はスケジュール表に表記する。
◇ストロボメーター
品名・瞬間的な閃光を計測できる「フラッシュメーター」のこと。松濤スタジオにはミノルタ社製5型を使用。
◇スヌート
用語・ストロボヘッドに黒ケント紙で先細の筒「ろうと状」のものを取り付け、光を絞り込んで集光させるライティング。熱による発火に注意!
◇スポットライト
品名・ライト灯体の構造の種類で光源とレンズによって集光・散光を調節できるもの。
◇スポンサー
用語・広告主、またはクライアントのこと。
◇スライダックス
品名・調光器のことで、電圧調節や分電をするスタジオ設備機器。
◇スライド
用語・フィルム現像指示用語でフィルムをコマに切って「マウント」すること。
◇スリーブ
用語・フィルム現像指示用語でフィルムをコマに切らないこと。
◇スレーブ
品名・ストロボパーツまたはストロボ本体の部分で、多灯使用時、カメラとシンクロしたストロボの閃光を受光部で感知して、同時発光する機構。
[せ]
◇セット
用語・照明や被写体を目的にあわせて機材を組み合わせて撮影のできるようにすること。◇セットペーパー
商標・背景紙の商標。
◇ゼネレーター
品名・ストロボの電源部のことで、コンデンサーで電気を貯める。「ゼネ」「ジェネレーター」ともいう。松濤スタジオでは通常プロフォト社製の1500WSの出力のものを使う。
◇せめる
用語・「寄せる」「近づける」間隔を狭めること。
◇センチュリースタンド
品名・ライトスタンドの一種。通常はセンチュリーアーム「GOBOアームのこと」とセットで使用する。「センチュリー」と略す。
◇全身
俗語・人物撮影で全身が画角におさまるように構図された撮影。「ひいて撮る」ともいう。
[そ]
◇送風機
品名・「かぜ」をつくる装置で、手持ちで使う「ワーカービー」やスタンドに取り付けるハリウッドファン「ミディアムウインドマシンのこと」がある。
◇そと
用語・「外側へ」または「アウト」の意味。
◇ソフトフォーカス
用語・ビントがソフトなことで、軟焦点効果ともいう。意図的に光をにじませてソフトなイメージを演出する。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「か行」の専門用語等の解説です。
[か]
◇階調
用語・フィルム濃度の階調のことでグラデーションと言い、光の明暗でできる濃度差。
◇かえり
用語・背景にあてた強い光が反射して被写体に影響がでる状態。「かえりをきる」はその反射光を遮るために画角に入らない位置でスタジオの左右に黒布を垂らし下げて、光を吸収させたり、バウンズ板の黒面を被写体のすぐ後ろにおいて背後からの光を遮ること。
◇画角
用語・カメラに写る範囲で天地左右のこと。「写角」ともいう。
◇角版
「カクハン」・用語・被写体と背景を撮影した写真原稿をそのまま印刷原稿として使う撮影法。「キリヌキ」と区別して使う。
◇かさ
用語・ストロボ用アンブレラのこと。
◇カサトレ
略語・ストロボアンブレラをトレーシングペーパーでおおうことによって光をより拡散させる方法。「平面」なものとかさの芯を中心に貼った立体の「ピラミッド」がある。
◇かぜ
略語・送風機や扇風機を使って故意にものに風をあて、演出すること。または、それに使う送風機や扇風機のこと。「かぜ、持ってきて!」という。
◇かたい
1.俗語・光源から直接、放射した、メリハリのある階調の光質。
2.俗語・階調の狭い、柔らかい調子のない写真。
◇カット
用語・画面数または場面数を言い=ライティングセット数と考える。カット数が多いとは、セットチェンジも多いということ。1カットのバリエーションや1カットの差し替えとは同じセッティングで内容や人物をかえて撮ること。
◇カットフィルム
品名・フィルムの形状種類で「シートフィルム」とも言う。4×5「シノゴ」や8×10「バイテン」などのビューカメラ用フィルムのこと。
◇カットホルダー
品名・フィルムホルダーの種類で「シートホルダー」ともいい、上記のカットフィルムを使用する際に使用する。
◇かぶり
1.品名・ビューカメラのファインダーを覗く際に頭から被る黒布のこと。
2.略語・フィルムに撮影時の露光以外の光で観光した状態。光カブリのこと。
3.用語・背景の色などが反射して、被写体に影響のでる状態。晴天の青空による「青かぶり」など。
◇カポック
品名・白色の発砲スチロール製の建築資材で反射板として使う。表裏白黒のものもある。
◇上手
「かみて」・用語・舞台やスタジオではホリゾントまたは背景紙に向かって右側の方向。◇カラーチャート
品名・色基準見本帳のことでフィルムや照明等のテスト撮影をする時に使用する。
◇カラーフィルターワーク
用語・主にカメラのレンズ前にフィルターを使い、ポジフィルム撮影時の色のかたよりを補正すること。コダックラッテンフィルター・フジ ポリアセテートフィルターなどがある。
◇カラーフィルム
用語・ポジ「リバーサル」とネガ、ポラ「インスタント」などのタイプ別とデーライト、タングステンなどの使用光源別に区分する。
◇カラーポジ
略語・カラーリバーサルフィルムのこと。
◇カラーメーター
略語・色温度計のこと。
◇ガムテ
略語・通常梱包用などに使う「ガムテープ」の略。テープの巾で「細ガム」・「太ガム」などともいう。
◇カンペ
略語・商標「関西ペイントSW-20」の略。撮影スタジオの白ホリゾント塗装専用の水性ペイント。
[き]
◇キープ
1.用語・「保管」「預かる」こと。
2.略語・スタジオの「仮予約」のこと。
◇キャッチライト
1.用語・特定部分に当たるハイライト「強い」光。
2.用語・人物撮影で目にライト自体が写り込み、瞳がキラキラするライティング。ベッピンライトのひとつ。またはそのためにつかうストロボパーツ「リングライト」
◇キャップタイヤ
品名・タングステンライトの電源用延長コードのこと。
◇キリヌキ
用語・被写体の必要な部分を印刷製版時に写真原稿から切り抜きやすく撮影する技法。被写体と背景が融合しない撮影法。
きる
用語・光を遮る、遮光すること。
◇KINO FLO
「キノフロ」・商標・キノフロ社製の専用蛍光灯を使った照明機材。大きなものは40Wのランプを10本並べたものからデイライトやタングステンなどのタイプ別、またブラックライトやブルー、グリーン、レッドなどの背景用などの種類がある。
◇銀傘
用語・ストロボ用アンブレラの種類で傘の内側が銀色のもの。
[く]
◇クライアント
用語・依頼主、またはスポンサー、広告主のこと。
◇グラデーション
用語・階調のこと。
◇クリエイティブディレクター
職種・「CD」と略し、広告制作の最高責任者のこと。
◇グリッド
品名・ストロボ用パーツでヘッドに取り付ける。ハニカム「蜂の巣」状の編み目を透して光の放射拡散を制限し、スポット的に照明する。
◇グローブバウンサー
品名・ストロボ用パーツでヘッドに半透明で球状のアダプターを取り付け、その外側に四角いボックスライトを取り付けた物。
◇黒ケント紙
品名・黒色のケント紙で「クロケン」と略す。商品撮影の背景やライティングで切る時に使う。
◇黒テ
「くろて」・略語・パーマセル社製の黒色の紙粘着テープ。「黒テープ」の略。
◇黒でしめる
1.用語・黒のコントラストをはっきりさせること。黒を写り込ませること。
2.用語・スタジオの左右の壁一面に黒幕を垂らし下げ、被写体の輪郭をはっきりさせる手法。「左右黒じめ」という。
◇黒幕
品名・大きな黒い布地で当社では「黒布」という。「黒バック」背景や黒じめなどに使う。大きさは5m×6m
[け]
◇けずる
用語・「取り去る」または「無くす」こと。
◇けられる
1.用語・レンズの前やカメラと被写体との間にものが入って画面上、邪魔になっていること。
2.用語・レンズのイメージサークルに結ぶ映像が、途中ものに遮られるか、イメージサークルから外れている状態。
◇゜K
「どケルビン」・記号・「ケルビン温度」とも呼び、色温度の単位で光源の光質を表示する。
◇原寸
「げんすん」・用語・実際の大きさと同じこと。
[こ]
◇コマーシャルフィルム
用語・広告のためのフィルム映像。「CF」
◇コマーシャルメッセージ
用語・広告を目的にした表現活動。「CM」
◇こわす
用語・ライティングセット等を壊すことで「バラす」または「わらう」ともいう。
◇コントラスト
用語・明暗の濃度差のことで照明、ネガまたはプリント等に対していう。
貸しスタジオのレンタルなどで、スタッフ同士でよく使われる「あ行」の専門用語等の解説です。
[あ]
◇アートディレクター
職種 ・「エーディ」「AD」と略し、美術制作責任者のこと。テレビ制作の「アシスタントディレクター」とは別。
◇R
「アール」
1.記号・ホリゾントの曲面の度合。
2.用語・カーブ、曲面のことでケント紙や背景紙などを設置する時、曲面の部分を指していう。
◇アイランプ
商標・フォトランプ・写真用電球のこと。300W・500Wがある。「アイラン」とも言う。撮影中、被写体に点灯して、カメラのピントを合わせやすくするために使用する。このときには「サービス」「サービスライト」「フォーカスライト」と言う。ストロボのモデリングライトの補助光となる。
◇OUT
「アウト」用語・カメラと被写体を結ぶ線から外側へ、または、外すという意味。「なか」「イン」または「入れる」はその反対の意味。または、画面上、ファインダーからものを排除すること。
◇アオリ
用語・被写体のデフォルメやピントを調整するビューカメラ「4×5」や「8×10」などの操作のひとつ。レンズ面とフィルム面を調節する技法。
◇あおる
用語・うちわを扇ぐように動かすこと、またはライトのスイッチのon・offを繰り返し、点滅させてライトの影響を見るときに使う。
◇上がり
「あがり」略語・現像やプリントに仕上がった写真原稿のこと。「現像上がり」の略。「上がりが届く」という。
◇空き
「あき」略語・スタジオのスケジュールが入っていない状態。スタジオが空いていること。◇アクリル
品名・アクリル製の建築資材で「アクリル板」のこと。透過光の撮影や撮影台として使う。通常、3×6「サブロク」0.9m×1.8mと、4×8「ヨンパチ」1.2m×2.4mの大きさがある。厚さも2mmから5mmなどの種類がある。乳半・クリアー・白・黒・などの素材と光沢面、半光沢、マットなどの表面の種類がある。
◇あし
1.俗語・カメラの三脚のこと。
2.俗語・ライティング用スタンドのこと。
◇足切り
「あしきり」・俗語・人物撮影で全身ではなく、頭から足の途中まで画角にはいるように構図する撮影。
◇あたり
用語・天地左右の比率のことで、カメラのフレーミングと原稿サイズとの比較を「あたりをとる」という。
◇あてる
略語・ライティングすること。光をあてること。
◇アップ
1.用語・拡大すること。「ズームアップ」
2.用語・ものを上げること。または上がった様子。
3.用語・人物撮影で顔を画角いっぱいに構図する撮影。またはその写真。「よって撮る」ともいう。もっと大きく撮ったものを「どアップ」という。
◇アングル
用語・カメラを通じて被写体を見る位置、高さ、角度のことで、カメラをセットする指示のときに使う。ローアングル、ハイアングルなど。
◇アンダー
用語・撮影時の露光不足や減感現像などで、画像が暗いこと。
◇アンブレラ
品名・ストロボライト用のかさ。ストロボの発光部「ヘッド」に取り付ける。白、シルバー、白とシルバーの交互の縞「ゼブラ」、は反射用に用い、半透明の素材で透過光用の「パール」「トランスペアレント」などもある。光を拡散させるために使う最も一般的なストロボ用品。「カサ」ともいう。
[い]
◇イエロー
用語・黄色、記号はY。補色の一つ。Bを補正するときに使う。
◇いき
俗語・「生かす」または、「使用する」「復活する」ときにいう。
◇いれ
用語・「内側へ」または「入れる」こと。
◇イメージサークル
用語・カメラのレンズが実用的な写真像を結ぶことのできる円状の範囲。ビューカメラでは「アオリ」のできる範囲。通常はファインダーで見える範囲。
◇ISO感度
「イソかんど」フィルムの光に感光する度合い。敏感度。ほぼASA感度「アサ感度」と同じ基準で100を標準とする。スタジオアシスタントはこれとレンズの絞り値やシャッタースピードとの相関関係を熟知する必要がある。
◇EV値
「イーブイち」用語・レンズの絞り値とシャッタースピードの相関関係を表示した数値。◇1段
「いちだん」・用語・EV値とフィルム感度とストロボ出力には相関関係がある。その1単位。おもにストロボの出力をいう。例えば、3000WS「ワットセカンド」のストロボ出力を1/2に調光して1500WSにすると1段下げ「いちだんさげ」といい、750WSにするともう1段つまり2段下げとなる。この1段はレンズの絞り値のEV1と同じである。
◇色温度
「いろおんど」・用語・熱放射する物体の色を数値で表したもの。写真では主に光源の種類やフィルムの区分に用いる。単位は ゜K「度ケルビン」。カラー撮影の場合に注意することで、およそ、デーライト、日昼光、ストロボ光は5500゜K またフォトランプ、白熱電球などは3400゜K。厳密には個々の状態により異なるため、カラーメーターで計測し、フィルターワークでカバーする。
◇色温度計
品名・カラーメーターのこと。光源の色温度を計るもの。
◇IN
「イン」・用語・カメラと被写体を結ぶ線から「内側へ」「中へ」または「入れる」という意味。または画面上に位置させること。
◇一面アール
「いちめんあーる」・用語・ホリゾントの構造名で床面から正面壁をアールで構成されたもの。左右の壁とのつながりもアールで構成されると三面「さんめん」アールという。天井までの楕円球状のものは「ドーム」という。
◇インスタントフィルム
用語・即席現像写真フィルムとでも訳してみる。通称、他社のものも含め「ポラ」という。しかし、「ポラ」はポラロンド社の商標のため、他社ではこのようにいう。スタジオでの使用頻度シェアではフジフィルム社製、FP-100シリーズが多い。
[う]
◇ウェイト
品名・おもりのこと。スタンドなどを固定するときに使用する。砂ウェイト、鉄製の平ウェイト、アームに固定するカウンターウェイトがある。
◇ウエス
品名・雑巾、布きれ。
◇うつ
俗語・「写す」「撮影する」の俗語。「ムービー」「VTR」の場合は「まわす」という。
◇写り込み
「うつりこみ」・用語・被写体にライトや物が写ってみえる様子。被写体の表面の質感による鏡面、光沢面、透過物、などの商品撮影の際にはこれに気を使う。
[え]
◇A型
略語・RDS社製、電源コネクターの型。100V、100A。
◇ACコード
略語・電源コードの総称。ACは交流電源を表す。
◇AD
記号・「アートディレクター」
◇HMI
「エイチエムアイ」・商標・オスラム社製のホットリストライクタイプの放電管を使用したライト。形状はタングステンライトと同じような灯体とバラストとよばれる電源部に分かれる。HMIはハロゲンランプのような定常発光ではなく、連続閃光、フラッシングの連続光で蛍光灯のように周波数があり、デイライトタイプである。近年、需要が大変多い。◇H
記号・高さを表す。スタジオの高さを言う。
◇h
記号・時間を表す。スタジオでは24時間表記。
◇L
記号・長さを表す。スタジオの奥行き「ひき」を言う。
◇St
記号・スタジオのこと。
◇Sty
記号・スタイリストのこと。
◇M
記号・「モデル」
◇NG
「エヌジー」・記号・「No Good」のこと。機材の故障や支障のあるものに表記する。
◇エクステンションコード
「EXコード」・品名・延長用コード。ストロボの電源部「ゼネレーター」と発光部「ヘッド」の距離を延長するときに使うコード。
◇絵コンテ
用語・構図などを示した台本。「ラフスケッチ」ともいう。
◇エスレンコア
品名・発砲ボードの表面に白紙を貼ったもの。レフ板に使う。
◇エレンクリップ
品名・大きなクリップで背景紙を固定したり、ちょっとしたおもりがわりに垂らしたトレペの下に付けたりする。
◇X接点
「エックスせってん」・用語・ストロボの発光と同調するカメラのシャッタースピード「同調速度」のこと。カメラのシャッターの構造により異なる。
◇延長コード
略語・エクステンションコードのこと。
◇延長蛇腹
品名・4×5ビューカメラなどの蛇腹を延長する部分。
◇延長パイプ
品名・4×5ビューカメラの蛇腹を延長する際、支持する部品。
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[お]
◇オーバー
用語・露出等が過度のことで「アンダー」はその反対。
◇オーバーラップ
用語・重ねる。またはダブらせること。
◇おかま
俗語・タングステンスクープライトのこと。小型のスクープとそれより大きなスカイパンの2種類がある。
◇おこす
略語・ライティングで暗い部分「シャドー」をレフ板などで光を当てて「おこして」、明るくすること。それに用いるレフ板を「おこし」という。
◇オパライト
品名・ストロボヘッドリフレクターの種類で通常のものより大きくパラボラアンテナのように光を拡散する。